オリジナル小説 魔法少女まどか☆マギカ

【オリジナル小説】魔法少女まどか☆マギカ[新説]~ヴァルプルギスナハト~ 第十五話

投稿日:2019年4月19日 更新日:

第十五話 偃月の刃(えんげつのやいば)

 

柚葉は次の日も学校に来なかった。

担任の先生には相変わらず「具合が悪い」としか言っていないようで、詳しいことは分からない。

「もしかして、私と会いたくないのかな」

昨日の帰り際、柚葉は少し変だった。明らかに私と話すことを避けているような、そんな壁が感じられた。

「でもなぁ……ここまで来たらちゃんと説明しないと、私だって話しづらくなっちゃったからなぁ」

避けられてしまっても、このまま放っておくわけにはいかないよね。お互いギクシャクしたままじゃ関係が悪化していくだけだし。もともとは私が「心配をかけたくない」と思って黙っていたけど、結局それが原因で「心配をかけている」のは事実だから。

「帰りにもう一度、柚葉の家に寄っていこう」

来週は期末テストだってあるんだし、このまま柚葉が学校に来なかったら成績に影響してしまう。

私のせいで迷惑の上塗りをするわけにはいかないもんね。

「とは言っても、なんて説明したらいいんだか……」

実は私、魔法少女やってます……って?

命を懸けて、魔女と戦ってます……って?

今まで黙っていたのは、柚葉に心配をかけたくなかったからです……って?

まあ、最後のはいいとして――「魔女と戦う魔法少女です」ってのは単刀直入すぎるか。だったら蒼ユリのように『神隠し』的な言葉を使った方が信じてもらえるかもしれない。

いやいや、もう正直にすべてを話そう。頭にお花が咲いていると思われても仕方ない。中途半端なごまかしを入れて後でこじれるなら、バカだと思われても正直に言った方がいい。

柚葉ならきっと分かってくれる。

それから今まで黙っていたことを謝って、もう二度と魔女の呪いが及ばないように街のパトロールもちゃんとやろう。最近はあまりやってなかったからなぁ……

那月は学校が終わってから柚葉の家にやってくると、いつものようにインターホンを押した。

が、いつまで待っても返事はない。普段は柚葉のお母さんが家にいて、あの艶っぽい声が返ってくるのに

「いないのかな」

もう一度、インターホンを押す。優しい機械音の後に聞こえてくるのは、うるさい蝉の声だけだった。

宝条家は高い塀に囲まれているので、中を窺うことはできない。家に誰かいるかとか、車があるかとか、とにかく塀の外からでは何も分からなかった。

「病院にでも行ってるのかな。体調が良くならないから診てもらってるとか」

夏の強い西日に照らされて、那月の額から汗が垂れた。このまま待っていても、いつ帰ってくるかも知れない。

夜にでも電話してみよう――そう考えて、那月は家路についた。

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡

 

魔女や使い魔は、日が暮れてから活動することが多い。夜を好むのは陽の光を嫌うせいか、月の輝きに導かれるのか、とにかく昼間は住処(魔女の結界)に隠れ、夜になると獲物を探して彷徨い始める。

「おかげで学校と魔法少女の両立ができるわけだけど」

昼間は学校があるから、魔女を探している暇はない。

「もし魔女が夜行性じゃなかったら、私たちは魔法少女なんてやってられないもんね」

自宅で夕食を済ませた那月は、部屋のドアに『勉強中! 声掛けないで』のプレートを付けて出かけていた。魔力の波動を辿り、魔女や使い魔を探すパトロール。

那月の足は自然と柚葉の家に向かっていた。

学校帰りに寄った柚葉の家は、誰もいなかった。病院にでも行っているのかと思ったが、夜になって電話をかけても『誰も出ない』のでは、心配になって仕方がない。

いや、電話に出ないからといって柚葉の体調がどうだというのは分からないけれど

「様子を見るだけでも行ってみよう」

見に行ったからどうなるわけではないし、こんな時間に押し掛けるつもりもないけれど、せめて部屋に明かりが点いているのでも確認すれば安心できるかもしれない。

右手にソウルジェムをちょこんと乗せて、魔力の波動を探りながら那月は歩く。柚葉が心配だから見に行く、ついでに魔女探しのパトロールなら無駄足にはならない。

夜道を照らす街灯をくぐり、ひと気の少ない住宅街を進む。遊歩道を過ぎて並木道が開けたところで

「こんな時間に何をしているんだい?」

那月のすぐ後ろから、喉を絞ったような声が聞こえた。声……というか、脳内に直接聞こえてくるこの精神感応(テレパシー)は

「ああ、キュゥべえ」

このところめっきり姿を見ていなかったキュゥべえだった。

「久しぶりだね、那月。パトロールとは珍しいじゃないか」

「って、アンタこそ今まで何してたのよ」

弥生ちゃんの一件以来、顔を合わせることがなかったが、そういえば「あの時はちょっと険悪なムードだったんだよね」と那月は思い出した。キュゥべえの言葉に我を失い、蒼ユリに斬りかかるなんて『暴挙』に出たわけだが

「僕という個体は君の前にだけいるわけじゃないからね、それぞれ役割はあるんだ。それよりも、しばらく見ないうちにずいぶんと成長したじゃないか」

あの時のことをまったく気にしていないかのように、のらりくらりと、わけのわからないことを言ってきた。

「私は何も変わってないわよ」

「そうかい? 僕らは魔女を見つけることはできないけど、君たちの魂を覗くことはできるんだ。君の魂は『魔法少女として』だいぶ成長しているように見えるけどね」

コイツは相変わらず言葉が足りない。「魔法少女として成長した」っていうのは、魔力が強くなったってこと? それとも「刻々と魔女に近づいている」ってこと?

キュゥべえの真意を図りかねる那月は、心の中で呟いた。そんな那月の考えを知ってか知らずか、いや、そんなことはどうでもいいという感じでキュゥべえは

「まあ、それはいいとして……」

小さな四肢を繰り出すと、那月の横に並んで歩き出した。それから赤い瞳で那月を見上げ

「君にひとつ、知らせておくことがあるんだ。ここで会えたのはちょうど良かったよ」

感情の起伏がないままに、勝手に話を続けてくる。

「これまでこの街には、君以外に魔法少女はいなかった。けれど今日、新しい子と契約をしてきたんだ。それを君に伝えておこうと思ってね」

「へえ……」

那月は素っ気ない返事をした。

コイツが誰と契約をしようが関係ない。見滝原にだって蒼ユリや左苗ミコがいるんだから、他に何人の魔法少女がいてもおかしくないんだから。

「本来なら、同じテリトリーに魔法少女はふたりもいらないんだけどね。ここは大きな街ではないし、魔力の維持に必要なグリーフシードだってたくさん手に入るわけじゃない」

「じゃあ、どうして新しい魔法少女の契約をしたのよ」

「本人が望むなら、それを叶えるのが僕らの役目だからね。もともと素質はあった子だけど、なかなか『うん』と言ってもらえなかった。彼女に何か心境の変化があったんだろう」

だから、どうしてわざわざ私に報告してくるんだろう。新しい魔法少女がいたって、別に仲良くしなきゃいけないわけじゃないでしょ?

「それで、私にどうしろっての? 新人さんの教育係にでもなれって?」

住宅街の十字路を曲がると、立ち並ぶ長い塀が見えてきた。そこには市内でも有数の豪邸、宝条家の敷地が広がっている。

「さすがに勘がいいね。なり立ての子は魔女に負けてしまうこともあるんだ。魔法少女は、魔力の使い方を覚えるまでは弱い存在なんだよ。君のように才能ある子は多くない。だからしばらくの間は、君に面倒を見てもらおうと思うんだ」

「悪いんだけど、私も暇じゃないのよね」

那月は立ち止まると、塀の向こうに視線を上げた。高い塀に囲まれているので敷地の中は見えない。内側にある大きな木が、上半身だけその姿を覗かせていた。

「まあ、無理強いはしないよ。魔法少女同士は協力し合う関係ではないからね。ただひとつ付け加えておくとしたら、その子は君のよく知っている子なんだ。そのうち出会うこともあるだろうから、その時に考えてくれればいい」

「え?」

振り返ったところに、キュゥべえはもういなかった。脳内に直接聞こえてくるテレパシーを置いて、魔法の使者はどこかへ行ってしまったようだった。

「私の知っている子って……」

もう一度、広大な敷地に向き直った那月の前には

『宝条』

と仰々しく書かれた表札が掲げられていた。

 

 

まさか、柚葉が?

那月はすぐに魔法少女に姿を変えると、高い塀に飛び乗り、そのまま一気に跳躍すると家屋の屋根上に着地した。ちょうど柚葉の部屋の真上、敷き詰められた屋根瓦を音もなく歩き、足元を見下ろしたところで

「――――!」

ベランダから遠くを見つめる柚葉がいた。両手を欄干に置き、静かに夜空を向こうを見つめている。

那月は息を殺し、その手を見ると

(ない……。ソウルジェムは、ない)

魔法少女が身につけているはずのソウルジェム、それを指輪型にしたものは柚葉の指には付いていなかった。

(ということは、柚葉じゃないんだ)

柚葉の家の前でキュゥべえから告げられた「君のよく知っている子だ」という言葉から

『今ここで、ここに住む子と魔法少女の契約をしてきた』

のかと勘違いした――いや、勘違いさせられたが、柚葉ではない。もしここに魔法少女に『なり立て』の子がいたとしたら

(私もそうだったけど、きっと一晩中ソウルジェムを眺めている)

が、柚葉はただ黙って遠くを見つめているだけだった。

よかった、というべきなのだろうか。少し残念というべきなのだろうか。

もし柚葉が私と同じ魔法少女に『なってしまったら』……

「この先ずっと、命を危険に晒すことになっちゃうんだよ?」

でも、もし柚葉が私と同じ魔法少女に『なってくれていたら』……

「私も魔法少女だって、すんなり言えるんだろうな」

安心したような、ガッカリしたような、どちらの気持ちもあって、どちらの気持ちもない。とにかく柚葉が家にいて、ベランダに出ているということは重篤な様子でもないことが分かった。それだけで少し、肩の荷がおりたような気がした。

那月は「ふうっ」と安堵のため息を漏らしてから、音もなく飛び上がった。家屋の裏手側にあたる塀に着地すると、魔法少女の姿を解き

「明日は学校に来てね、柚葉」

と、小さく声を向けた。

もちろん、ここからでは柚葉の姿は見えない。家屋の反対側にあるベランダには声も届かない。ただ、明日こそは柚葉にちゃんと話をしよう、と心に決めた。

 

 

その時、背後に気配を感じた。

「誰!?」

道路の先、街灯が照らす薄明かりの向こう。これは通りかかる人の気配か、はたまた犬や猫の気配か。

いや、違う。

微弱だが、邪悪な魔力の波動を感じる。魔女――というには弱々しい、小さな魔力。どこぞの使い魔でもうろついているのか。

那月は街灯の先の暗がりに目を凝らした。

「何かいる……」

薄暗い夜道に黒っぽいモコモコしたものが動いた。動物のようにも見えるその体は、大きな綿あめのようにフワフワと、モコモコとしていて、短い脚を繰り出しながらピョコピョコと跳ねている。

ずんぐりむっくりとした、羊のような

「使い魔だ」

街灯の明かりに入ったそいつには、赤い頭からペロンと舌を出すのが見えた。

「こんなところに使い魔が一匹だけ? 魔女の結界も見当たらなければ、魔力の波動も感じなかったのに……」

羊の使い魔は那月の存在に気付いていないのか、道にでも迷ったようにウロウロしていた。街灯の奥に消えたと思ったら、また明かりの下に来てキョロキョロと辺りを見回している。

「なんか、すごく弱そうなヤツだけど」

あんな弱そうなヤツでも、放っておけばやがて魔女に成長する。普通の人間には見えない存在だが、もし誰かが通りかかって餌食にでもされないように

「退治しておくか」

まるで家の中に現れた害虫を駆除する、そんな程度にしか聞こえないセリフを吐いた。

那月は再び魔法少女に姿を変えようと、ソウルジェムを手にしたところで

「?」

街灯の陰から、何かが出てきた。それは大きな刃物で、音もなく、気配もなく、スッと風を斬るように使い魔の真上から刃が落ちた。

赤黒い偃月(えんげつ)――半月よりも細い、三日月のような形の大きな刃が、一瞬で使い魔を狩り取った。偃月の刃にからめとられた使い魔は水風船が破裂したように弾け、そのまま萎んで消えてしまった。

那月にはその刃しか見えなかった。まるで暗がりの異次元から刃だけが伸びてきたように、使い魔が狩り取られた。

そして偃月の刃は再び暗がりの中に戻っていく。

音もなく、気配もなく。

刃の先が暗闇の中に消えようとしたとき

「待ちなさいよ」

那月は塀から飛び降り、道路の真ん中に立ちあがって呼び止めた。

刃の切っ先がピクっと、あたかも電気に打たれたように一瞬だけ、小さく動く。

「アンタもしかして、キュゥべえの言っていた『新しい魔法少女』なの?」

返事はない。

「心配しなくていいわよ、私も同じだから」

偃月の刃は動かない。切っ先だけがわずかに見えたまま、那月の様子を窺うように固まっている。

「それにしても、陰(かげ)に隠れて使い魔を狩るなんて、ずいぶんと陰気なことしてるじゃない。それがアンタの戦い方っていうんなら何も言わないけどね」

那月は別に、挑発しているわけではなかった。

ただ、さっきのキュゥべえが言っていた『新しい魔法少女』に少し興味はあるし、『自分のよく知っている子』ならばそれが誰なのかも気になる。

「出てらっしゃいよ。アンタ、私のこと知ってるんでしょ?」

と、優しく諭すように言った。

那月にしてみれば、同じ魔法少女として初めての後輩になるわけだ。といっても、那月も魔法少女歴は三か月ちょっと。やっと初心者マークが取れた程度だが。

「別にアンタの獲物にちょっかい出そうってわけじゃないわよ。私たちは協力しあう関係じゃないらしいけど、かといって敵対することもないでしょ?」

しかし、偃月の持ち主は姿を見せようとはしなかった。代わりに切っ先をちょこんと、まるで初対面の挨拶でお辞儀をするように軽く垂らすと、静かに闇の中に消えていった。

「あっ」

那月は急いで駆け寄るが、街灯の陰にその姿はない。支柱に隠れているのでもなく、忽然と姿を消していた。

姿を見せず、偃月の刃で使い魔を狩り取った……そう、あれは魔法少女だ。キュゥべえは「君のよく知っている子」と言っていたが、それにしては正体を隠しているような感じがする。相手は那月の存在に気付き、那月だと分かっているはずなのに

「知られたくないから出てこなかったのかな」

それとも、何か隠れる理由があるのか。

那月は辺りを見回してから、重厚に連なる塀の向こうに目を向けた。

キュゥべえが新たに契約した魔法少女が、

陰から偃月を伸ばしで使い魔を狩った。

ここは柚葉の家の前。

――その子は君のよく知っている子なんだ

「まさか、そんなはずないわよね」

蒸し暑い七月の夜。ひと気のない道に、じっとりとまとわりつくような風が吹き抜けていた。

 

 

続く

 

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登場人物紹介

ストーリー進行ごとに登場人物紹介を追加していきます。
まどマギ本編に登場する『キュゥべえ』以外はすべてオリジナルキャラなので
「あれ? コイツ誰だっけ?」と思ったら読んでいただければ。

 

☆ 御上 那月(みかみ なつき)

本編の主人公。北夜見中学二年生。四月三十日生まれの十四歳。
母親は小さい頃に死去しており、現在は父親とふたり暮らし。

目がパッチリで色白、肩まで届く短めの髪。髪色は青みがかった黒色。
甘いものとカワイイものが大好き。
親友の柚葉からはいつも「ペタンコ」と言われている。
普段は明るくコミカルな性格だが、魔女に対すると冷徹で好戦的になる。

キュゥべえと契約した魔法少女。

魔法少女としての能力は非常に高く、刀身が波打つ細剣『フランベルジュ』を扱う。
炎の魔力を宿しており、フランベルジュに込めた炎の力を自在に操る。
また、観念動力(テレキネシス)という、普通の魔法少女にはあり得ない能力も身に付けている。

変身後は、白と青紫ふたつの色をあしらった衣装を身に纏う。
夜空に真っ白な月が映えるようなコントラストで、膝丈まであるスカートと肩当から揺れる柔らかいフリルが特徴。

ソウルジェムの色は青紫、シンボルマークは真円。
変身後は、右手首に付ける炎を象ったブレスレットに付けられている。

 

☆ 宝条 柚葉(ほうじょう ゆずは)

那月の親友でクラスメイト。

市内でも有数の豪邸に住む本物のお嬢様だが、粗暴な喋り方で強引かつ勉強嫌いの普通の中学生。
サラサラなロングヘアに細身で巨乳の「セクシーダイナマイツバディ」
男子生徒たちの憧れの的だが、恋愛にはあまり興味がない。

那月とおかしな芝居を繰り広げることが多い。

 

☆ 蒼 ユリ (あおい ゆり)

高慢かつ高飛車な話し方で、誰に対しても気を許すことなく淡々と冷静に言葉を発する魔法少女。
細くしなやかな身体で、長い銀髪が特徴。
キュゥべえ曰く、歴代最強の魔法少女。

見滝原の有名なお嬢様学校『見滝原第一女子高等学校』の一年生。
洞察力にも長けており、他人の心を見透かすような一面もある。

魔法少女への願いは不明。

歴代最強の名のとおり、他の追随を許さない圧倒的な魔力を持つ。
その力は、魔女はおろか街をも吹き飛ばせる程の魔力を秘めていると言われる。

先端の丸い円から十字が伸びる槍を扱う。

ソウルジェムの色は薄墨色(はいいろ)、シンボルマークは十字架、変身後の位置は左胸上部。

 

☆ 立花 弥生 (たちばな やよい)

北夜見第二小学校の五年生、十歳。
魔女の口づけに毒されたところを那月に助けられる。

見た目が幼く身長も低いので年齢よりも下に見られるが、食べ物の好みはシブい。
語尾に「~なのです」を付けて話し、「にゃは☆」という猫真似を素でしている。
髪の毛をサイドテールに結び、アイドル並みの可愛らしさから那月に溺愛されている。

『魔女を引き寄せる体質』で、過去に何度も『魔女の口づけ』を受けていた。

 

★ 立花 睦美 (たちばな むつみ)

弥生の姉で魔法少女だったが、のちに魔女化(腐敗の魔女)によってこの世を去る。
妹の弥生を守るためにキュゥべえと契約を交わしていた。

魔法少女への願いは「弥生を魔女から守ること」

ソウルジェムの色は緑、シンボルマークは二つ葉。

 

☆ 左苗 ミコ (さなえ みこ)

見滝原中学二年生、十三歳。
魔女に狙われたところを蒼ユリに助けられ、魔法少女になる。
その為、ユリを「主(あるじ)様」と言って慕い、彼女を守り通すことを生き甲斐にしている。

言葉遣いは丁寧だが、丁寧すぎて慇懃無礼。
古風な思考で忠義心が厚い。

魔法少女への願いは「蒼ユリの傷を癒すこと」

癒しの魔法に長けており、それを応用した『絶対防護魔法』を使う。
武器を持たないため、いつも蒼ユリとペアで魔女を退治している。
変身後は、黄色と白を基調とした服を着る。

ソウルジェムの色は黄色、シンボルマークはハート型。

 

☆ キュゥべえ(インキュベーター)

魔法の使者であり、魔法少女たちの契約者。
どんな願いもひとつだけ叶える代わりに、魔法少女になって魔女と戦う使命を課す。

 

 

第十五話 あとがき

皆様こんばんは、マンボウ次郎でございます。

魔法少女まどか☆マギカ[新説]
~ヴァルプルギスナハト~ 第十五話

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

いよいよ最後の魔法少女が登場です。
ここまでの流れからして、その正体は柚葉ちゃん or 弥生ちゃんだと考える方が多いでしょう。

いや、もしかしたら初登場するキャラがいる可能性もびれぞん……(それはない)

ということで、最後の魔法少女は誰なんでしょうねぇ(すっとぼけ)

 

話中に登場する『偃月(えんげつ)』というのは、半円形または半月のことを言いますが
このお話では『弓なりに湾曲した』という意味で使っています。

三日月のように湾曲した刃

と想像していただければ良いと思います。

魔法少女たちが使っている武器っていうのは
それぞれの個性に合わせたものになっています。

例えば那月ちゃんのフランベルジュは、炎を象徴する代表的な片手剣。

炎の魔力を司るのに合わせた武器です。

 

蒼ユリは十字槍

これは『ビジュアル重視』と思われるかもしれませんが
実は十字架には『罪人を処刑するための道具』という意味があります。

十字架は『愛』や『救い』の象徴でもありますが
本来は『磔刑に処するための刑具』と伝えられています。

つまり、蒼ユリにとっては『魔女を処刑するための武器』という意味になっています。

 

そして今回の偃月の刃ですが、まだ刃の部分が見えただけで
武器の形状は明らかになっていません。

偃月というと、青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)

を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
これは三国志で関羽雲長さんが使っていた(とされる)武器です。
刃の形状は似た感じですが、作中に登場する刃は薙刀(なぎなた)ではありません。

じゃあどんなモノなの?

ってことになりますが、そこは次回以降に描いていきたいと思います。

 

あ、そういえば左苗ミコちゃんは武器ナシだった。

『絶対防護魔法』ってのは結構好きなんですが。

 

ということで、今回は武器について少し掘り下げてみました。
キャラのオリジナル武器を考えるって楽しいですよ♪

それでは最後に次回予告です。

 

 

第十六話 ともだち(beste Freundin)

4月26日(金)20:00公開予定

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